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サンゴ礁は海の生命の宝庫、海の生き物を育む母と言われています。また、サンゴ礁は二酸化炭素を吸収していることも知られています。
その量は面積あたりを比較すると熱帯雨林以上です。石垣島のサンゴ礁は日本のサンゴ礁の約55%を占めます。
2007年8月石垣島で、9年ぶりに大規模なサンゴ礁の白化が起こりました。
あたり一面、白くなったサンゴたち、死滅し黒くなり崩れて、さらに瓦礫化したサンゴ礁。私は海に入った時、この衝撃的な事実を撮ろうと、瞬時に思いました。
地球温暖化で、30度以上の海水温度が数日続いたため、サンゴに栄養分を提供している褐虫藻が離れ、サンゴは白くなりました。
元々、サンゴは白い骨格に褐虫藻そのものが共生し、美しい色彩を放っています。茶色や緑色が多く、青やピンクなど様々な色をしています。
2007年8月以前と以降の(白化の前後に分けて)、石垣島でも最もサンゴ礁が美しい北海岸、サンゴ礁が豊かな北部での写真で構成しました。
石垣島だけでなく、世界中で、太平洋やインド洋、カリブ海でもサンゴ礁の悪化や消失が起きています。
世界のサンゴ礁の30%が消失し、30%が危機的状況、安定しているのは30%と言われています。
サンゴ礁は海の「カナリア」とも呼ばれ、自然に対する異変に最初に警鐘を鳴らすとも言われています。私たちは地球温暖化による、
このさんご礁の事実をもっと知ることが必要ではないでしょうか。

長島敏春写真展

「生命(いのち)のサンゴ礁」
長島敏春 水中写真展


7月21日〜31日まで「ギャラリー space S」にて行います。
内容は昨年の大阪ニコンサロンbisと同じです。
時間はPM1時〜PM6時。
「ギャラリー space S」
世田谷区等々力5−14−18

長島敏春写真展
1F アサヒカメラ5月号のグラビア5ページ「白化するサンゴ礁」が掲載されました。石垣島での一昨年の白化、昨年のオニヒトデの大発生による白化、蘇るサンゴ礁の構成です。皆様、是非ご覧下さい。
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長島敏春写真展(こちらは終了いたしました。たくさんのご来場ありがとうございました。)

水中スナップ「白化するサンゴ礁」

ニコンサロンbis新宿エルタワー28階・ニコンプラザ新宿内
TEL03-3344-0565
2008年6月17日(火)―23日(月)10:00−19:00(最終日は16:00まで)
無料

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E-mail: nagashima@sangokun.com Copyright (C) ZABO HOUSE All Rights Reserved.