2009.8. 日本 石垣島 色が戻ったサンゴ礁。多種多様なサンゴが熱帯雨林に匹敵する生態系を持ち、多くの魚や生き物の生命を育む。サンゴ礁には生命の共生のドラマと生物多様性がある。そのためサンゴ礁は「海のゆりかご」と言われている。サンゴ礁は海全体の0.2%に過ぎないが、海の生き物の25%がサンゴ礁に棲む。海の食物連鎖の源がサンゴ礁だ。サンゴ礁は海の生き物の母なのだ。
米原の広大なサンゴ礁
50センチ位ある巨大なオニヒトデ石垣島のサンゴ礁は2008年,2009年と続いて、オニヒトデが大発生した。オニヒトデの食害で白化したエリアも見られた。オニヒトデ発生の原因も人為的な海の汚染である。
サンゴに隠れるトガリエビス2009年、色が戻り、蘇った石垣島のサンゴ礁。そこには、以前と同じ、光に輝く生命のサンゴ礁があった。私はこの豊穣な海を大切にしなければと思う。
2009.1. マーシャル諸島 マジェロ 世界には1400種類以上のサンゴが存在するという。大小様々な色や形や多様な色がある。サンゴは褐虫藻から光合成をした養分を得て美しい色彩を放つ。褐虫藻からのエネルギーの半分はサンゴの粘液になる。粘液は海中に溶け魚たちや多くの生き物の養分となる。
海底どこまでも続くサンゴ礁
サンゴの腫瘍私は手付かずの自然が残り、サンゴの白化がないという太平洋のマジェロ環礁に行った。確かに広域には白化のない海であった。しかし、原因不明の癌ともいわれるサンゴの腫瘍による白化を見つけた。
砂地にあるサンゴとカイメンとソラスズメダイ私はマジェロで今まで見た事のない遠大なサンゴ礁と原色鮮やかなサンゴ達にに遭遇した。
2007.8. 日本 石垣島 石垣島のサンゴ礁は日本のサンゴ礁の55%を占め、世界でも有数のサンゴ礁だ。石垣島でサンゴ礁の大規模白化が起った。地球温暖化による海水温度の異常な上昇で褐虫藻が離れサンゴは色を失い白化した。
サンゴ礁大規模白化
『制作ノートより』
瓦礫化したサンゴ礁に生きる小さなサンゴ
「2007年8月。石垣島の海に入った瞬間、息を飲んだ。あたり一面のサンゴ礁が真っ白。所々黒くなり、崩れているサンゴもある。私は、見たものを見たままに撮ろうと瞬時に思った。サンゴ礁を取り戻さなくてはならない。私は海の中を這いずり回り、サンゴ礁の白化を撮った。」
『制作ノートより』
「石垣島の2007年の白化は、1998年のエルニーニョによる世界的な大白化と同等かそれ以上のものであり、30%以上のサンゴ群体が白化により死亡したと報道された。」
HOME
Diary&Blog
Link
随時更新中 ブログ サンゴ写真家長島敏春の「生命のサンゴ礁」

